共に生きる
20日は大野小学校のPTAふれあい講演会がありました。
講演してくださったのは元中学校教諭の三本杉祐輝さんです。
心に響く、というのはこういうことなんだと感じた講演会でした。
祐輝さんは、7年前に悪性リンパ腫を発症し、
抗ガン剤治療、放射線治療を行い
再発のため三度の移植手術を受けました。
現在は退職され、自宅で療養しながら、
「共に生きること」「命の大切さ」を伝える講演をされています。
国語の先生だった祐輝さん。
言葉ひとつひとつ、ゆっくりと分かりやすく話してくれます。
元気なときは他人と比べることで、幸せをはかってしまう。
病気が分かったときは「なんで俺だけ」と原因さがし。
長い闘病生活を送っていく中で、自分の心や気持ち、
考え方が変わっていく様子を丁寧に話してくれました。
子どもと共に育つ「共育」。
自立のためにそっとみつめる「親」。
お嬢さんに送った手紙や家族への感謝の言葉が心に残りました。
祐輝さんの奥様は、長女の担任の先生です。
太陽のように明るい三本杉先生のご家族が闘病中だと知ったとき、
本当にびっくりしました。
私も、忙しくても「心」を亡くさず、子ども達と一緒に「今」を過ごそう。
いつでも感謝の気持ちを大切にしよう。
生かされている命を大切に「これから」を生きていこうと誓いました。