【研修】岩手県へ② 遠野市研修編

大熊町あすのまちづくり委員会で
遠野市の遠隔医療の取り組みについて勉強しました。

まず最初の視察先はは新町地区の集会所。

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古い商家を利用しているようで、素敵な建物でした。
そこにお年寄りが集まっています。

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体重を量り、体脂肪や骨量を記入し、万歩計のデーターなどを入力します。

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そのデータをもとに、遠隔専門医やコールセンターの人が
テレビ電話を利用して顔をみながら健康サポートをしてくれます。

今日は横浜のコールセンターとつながっていました。

この取り組みが遠野型健康増進ネットワーク事業で
日々の健康管理と疾病予防を高める健康作りに役立っているそうです。

次の視察先は遠野市助産院ねっとゆりかご。
市で運営している助産院です!保健福祉センターにあります。

市内に産婦人科がなく、山道を40分かけて妊婦検診にいくという状況で
平成19年に開設したそうです。

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医師がいないのでお産はできませんが、助産師2名と看護師1名がいて
IT技術を活用して妊婦遠隔健診を行っています。

半日がかりの妊婦検診、異常さえなければ、身近な所で見てもらえたら
どんなに身体が楽でしょうか。

大熊町は福島県の中でも出生率が高いそうなのですが
産婦人科の病院がありません。

産科医不足の現状は大熊町だけではないようで、難しい部分もあるようです。

このシステムをすぐに大熊町に導入するのは無理かもしれませんが、
子育て支援をする中で、出産や育児にかかわるお母さん世代に
町の保健婦さんがもっともっと関わってくれる時間があったら素敵だと思います。

遠野市の保健婦さんの数、人口の割合に対して多くて、対応が細やかです。

私自身保健婦さんの言葉と笑顔にどんなに助けられたか。

どうか町の保健婦さん、もっと増やしてください!!!!
明日を担う子ども達と若いお母さんに、暮らしやすい環境を整えてください!

それが子育て支援にもつながると思います。

食育活動ももっともっと真剣に取り組まないと、
子ども達の食生活は問題が多すぎます。

私は「子育て」と「食」という身近なことを考えながら
大熊町あすのまちづくり委員会に参加したいと思いました。

無いものを要求するよりあるものを使う。
「マンパワー」を利用した遠野市の取り組みを見て
ぜひ、大熊町でもやってもらおう!と考えた遠野研修でした。

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