20年振りの猛暑の影響 

8月25日から収穫が始まり、直売所をOPENしてから10日がたちました。

収穫が始まって10日っていうと、
収穫、荷造りの作業が忙しくて忙しくて仕方がないという時期です。

いつもはね。

畑の梨も1日と言わず大きくなって、
「うわ~、今日は大きいね」と自然の恵みに感謝しながら
特選品の荷造りを始めるころです。

いつもはね。

ところが今年は、ご注文いただいている梨の1割も発送できていません。
どうしちゃったんでしょう?

店番している私が戸惑っているんだから、お客さまだって分からないですよね。

春先の雪で開花が一週間遅れた時点で、
収穫が1週間くらい遅れることは私にも予想ができました。

その上、猛暑と雨不足、夜も気温が下がらないという状況で
梨が大きく育つことができないようです。

結婚してからの15年で、台風や遅霜などで大変な被害にあったことはありましたが
暑い、暑い、といってもこれほどの猛暑は初めてです。

それもそのはず。

父の農作業日誌によると、今年と同じような猛暑で、収穫に影響が出たのは20年前。
平成2年だそうです。

そっかぁ、20年か。

じゃぁ、ただの温暖化のせいではなく、自然に起こりうることなんですね。
夫も20年前はすでに就農済。
経験者の夫と父母に話を聞くと、なんとかなりそうな気もしてきました。

そうそう、この暑さの中がんばったご褒美は、
今年の梨は最高に甘い!ということです。
小さな果実の中に、ギュっと甘みが凝縮してくれたのかな。

これからの一週間もマークはありません。

泣いても笑っても、幸水の発送はあと1週間が勝負。
畑に実っている梨の数が増えることは、もうないんです。

幸水は私にとっての最初の「山」となります。
ここを越せば、気持ちは少し落ち着き、体も慣れてくるはず。

大切なお客さまにできる限りの気持ちを込めて
精一杯やってみようと思います

お待たせしているお客さま、もうしばらくお待ちください。
ちょっと小さくても、最高に甘い梨をお届けいたします。

社長のおすすめ豊水、私の大好きあきづきは畑で元気に育っています。

幸水の予約は終了いたしますが、
フルーツガーデン関本ではたくさんの品種を栽培しています。

どうぞ、お楽しみに・・・・・。

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